多様化する現代社会ので日給制の意義
世の中にはたくさんの種類の仕事、様々な働き方、給与体系があり、多様化しています。給与の支払いについても、その単位や賃金の締切や支払いによって様々です。一番ポピュラーな形態は、月給制です。正社員に適用されるもので、土日などの所定休日も賃金算定の対象となりますので、労働者としては極めて有利な給与体系であると言えます。そして、労働者にとっては経済的に安定していると言えます。逆に、企業側からすれば、人件費の負担が増えますので、日給制による非正規労働者であるパートなどの比率を高めています。日給制の仕事においては、1日単位で賃金を算定し、勤務をしない日は賃金算定の対象としない、ノーワークノーペイの考え方に基づいています。
ただ、家事や育児を抱えている主婦層にとっては、自分の生活スタイルと相談して働く日を決めることができます。余っている時間だけ勤務して家計の補助にするとか、次の仕事を探す間、求職活動をしない日に収入を得たり、つなぎの仕事として働くなど、自分の状況に応じて働き、収入を得ることができます。業種によっては、高額な単価の仕事もありますので、日雇いで仕事をして生計を維持している人もいます。安定性だけではなく、時間や価値観などによって、仕事の選び方も変わってきます。
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